
品川区東五反田
瀬戸歯科医院副院長
痛くならないための治療、
納得できる説明・ていねいな治療
あなたの歯の命を大切にする
無駄な削る治療をしない歯科医
白いメガネの歯医者さん。
瀬戸 成(せとしげる)です
いつもブログをご覧になっていただき
本当にありがとうございます。
今回はあなたも一度は思ったことのある
歯医者さんについてのギモンについてお答えします。
歯石を取りに行ったら3回かかるって言われたけど、本当に3回もかかるの?
あなたは歯科医院で歯石を取りに行ったことはありますか?
恐らく保険診療の範囲で行ったと思いますが、
そもそも保険診療って何のためにあると思いますか?
解釈は色々ありますが、基本的にはこのように決められています。
保険診療とは?
健康保険=疾病保険です。
つまり、何らかの疾病があり、
医師あるいは歯科医師から診断を受けて
病名がついた症状について健康保険が適用される
という解釈です。
保険診療はルールがあり、そのルールに則って行われるのです。
保険診療は歯科についてお話しさせていただくと、
治療行為全てに医療費(点数)が定められています。
そして、治療行為の中には、条件付きのものがあります。
その中の一つが今回のテーマである歯石の除去です。
歯石の除去の制約内容として、以下の4つが挙げられます。
☑️ 除去する部位(範囲)
☑️ 除去する回数
☑️ 除去するために使用する器具
☑️ 治療の流れ(予約の間隔)
歯石除去の回数については
検査の回数を入れると
3回〜7回かかります。
「今まで通っていた歯医者では1回で取ってもらったよ。」
このようにおっしゃる患者さんがいらっしゃります。
それははっきり言って
歯科医院のサービスという名のルール違反です。
そうは言っても患者さんには全く関係ないことなのですが、
治療費について言わせていただくと、
残りの2/3〜6/7はそこの歯科医院が肩代わりして無料サービス
しているということになります。
治療を受ける側とすれば、安いに越したことはないかもしれません。
大きな問題はお金のことではありません。
考えるべきは歯周病治療の内容(質)です。
歯石を除去することは歯周病の初期治療としては
必要不可欠なのです。
除去にかかる回数は歯石の付着状態により変動すると考えてください。
1回で通院が終わってしまうと、歯石を取ることによって
歯周病が改善されているのか、
さらに歯周病の治療を継続すべきかという検査と
効果測定ができないし、していないことになります。
歯周病治療がキチンとなされずにブッツリ中断
されてしまうので治療効果も半減以下になります。
タバコのヤニとり、
歯の着色除去、
これらは歯周病にかかっていなければ、
病気ではないので本来ならば保険適応されないです。
自費診療で行われるのが一番最適だと思います。
「保険でやりますよ」
って言われて手を抜かれるのと、お金は払ってでも
しっかりやってくれるのと
あなたはどちらを選びますか?
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